来世は女子高生のスカートになりたい

来世こそは女子高生のスカートになりたい成人男性が書いています

子供の頃に思い描いていたかっこいい大人になりたかった

子供の頃に思い描いていたかっこいい大人になりたかった。

朝は楽しそうに職場に向かう電車に乗りたい。

酒だっておいしそうに飲みたい。

(僕も早く大人になりたい)と思わせるような大人になりたかった。

 

仕事は毎日のように怒られたり謝ったり足を臭くしたりしながら働いている。

ビールだっておいしいと感じたことはなく、小学生のころ、親がおいしそうに飲んでいるのを一口もらったときと同じで、苦く後味の悪い飲み物という感想しかない。

「大人になったらおいしく感じるよ」と言われていたが25歳になった今でも小学生のときと変わらずコーラやファンタの方が好きだ。

 

それでもシチュエーションや体調によってはお酒をおいしいと感じらるときもある。

タバコを吸うようにもなった。

音楽だってたくさん聴くようになった。

本も読むようになった。

筋トレも怠らず継続してやっている。

友人と徹夜で麻雀をするようにもなった。

彼女もできた。

セックスもした。

 

自分が職場に向かっている姿やお酒を飲んでいる姿を小さな子が見ても(かっこいい)(僕も早く大人になりたい)とは思ってくれないだろう。

でも、大人も悪くないということは子供たちに伝えたい。

学生は気楽だしやらないといけないことも少ないけれどその分自由も少ない。

大人は子供に比べて責任は大きいがその分自由だ。

昔、アメトーークケンコバさんが「自己責任でなんでもできるって、実はかなり気持ちのいいこと」と言っていたがその通りだと思う。

理不尽なことも多いけれどやっぱり大人は楽しい。

 

これから辛いことや苦しいことがあっても子供たちにダサッと思われたくないから強く生きよう。

 

おしまい