来世は女子高生のスカートになりたい

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箱根駅伝を生で見て魅了されてしまった話

箱根駅伝がすごく好きです。

毎年1月2.3日にある朝早くからやっている関東の大学が出場する駅伝の大会です。

 

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中3の頃だったと思います。

家族で正月に箱根に旅行に行きました。

正月に箱根に行くということは当然箱根駅伝を見るわけです。

初めて生で箱根駅伝を見ました。

それまではテレビで見ていても(ふーん、走ってんな)(寒くないのかな)(がんばってくれや)くらいにしか思っていなかったのですが、生で見るとめちゃくちゃかっこよかったです。

猛スピードで選手達が次々と自分の前を駆け抜けていくんです。

そのときは2日に5区、3日に6区を観戦したのですが、6区は下りの道が多いんです。

当然、選手が走るスピードも速くなります。

(え?短距離か?20km以上走るのにこのスピードなんか?)て思いました。

そして沿道の声援がすごいんです。

凄まじい活気と熱量。

泣いている人だっています。

箱根駅伝が一気に好きになりましたよね。

 

ラソンとは違って皆の力を合わせてゴールを目指すのがいいですよね。

皆の汗を含んだ襷の重さ、1秒でも早く次の走者へ襷を渡そうとする姿勢が駅伝の魅力だと思います。

 

それ以降は毎年テレビでも釘付けになって箱根駅伝を見ています。

1月2.3日なんて多くの人が学校も仕事も休みで、日々の疲れを癒したりストレス解消したりするために遅くまで寝ていたいはずです。僕もそうです。

しかし、そんな特別な休日に8時前に起床してコタツに入りながらずっと箱根駅伝を見ています。それくらい好きになってしまいました。

繰り上げスタートの瞬間なんて泣いてしまうようになりました。

たぶん毎年涙腺を崩壊させられている。箱根駅伝に。関東の大学生に。読売新聞さんに。

 

僕は大学生時代、絵に描いたように怠惰な学生生活を送っていました。

頭にあるのは単位、バイト、セックス、麻雀の4つくらい。

サークルには入っていたものの運動はほとんどしていませんでした。

箱根駅伝や他の大会に出るために、速くなるために、強くなるために、自らの成長のために、必死にひたむきに努力している大学生の走りは観る者に感動を与えてくれます。

すごくかっこいいです。

 

中3のときに箱根駅伝を初めて見てその数か月後に受験した高校の面接があったのですがその際に「夢はなにかありますか?」と聞かれ、

影響されまくっていたので「箱根駅伝に出たいです」と答えました。

すると「陸上やっていたんですか?」と聞かれたので

「やったことないです!」と意気揚々と答えたら面接官の先生たちは全員白眼を剝いていました。そりゃそうだ。

そして野球部に入部しました。どないやねん。

 

今の記憶のまま幼少期に戻ることができるのなら僕は野球ではなく陸上というスポーツをやることを選択するかもしれない。

それくらい陸上(長距離、特に駅伝)というものの虜になってしまいました。

 

2019年も年の瀬です。

あと数週間で箱根駅伝です。

2020年の箱根駅伝はどんなドラマがあるのか。

今からもうすでに楽しみです。

 

おしまい