①【公式】奇跡の国士無双2連発~フジテレビONE『極雀』より~
茅森早香プロ、トータルテンボス大村、御徒町凧(詩人)、キングコング梶原の4人の対局で役満である国士無双が2局連続で出た半荘。
1度目は梶原が立直をかけた御徒町からロン和了をし、2度目は御徒町が梶原からロン和了をする。
しかも2局とも同じ發での和了である。
2局目、御徒町が和了った後、梶原が「(点数32000点)返します!」と言うのだが、御徒町は親で和了したため「48000です」と伝える。
すると梶原は「返すどころか!!」とツッコむのだが、そのやり取りを「天才」と呼ばれており麻雀中は常にクールで冷静な茅森プロが満面の笑みで見ているのがいい。
さらに「僕も張ってたんですよ」と梶原が自らの手を見せた際に大村が「しょうもない!」と言ったのに対しツッコんだ梶原を見て笑っている茅森プロもいい。かわいい。
②近藤誠一プロがアマチュアでは到底考えられない手順で大三元を和了した局
先日のMリーグ2019でセガサミーフェニックスの近藤プロがボロ配牌から大三元を和了した局。
絶望的な配牌から近藤プロが第1打に選んだのは五萬。唯一の両面を壊す五萬打ち。
ちなみに配牌時は白・發・中が1枚ずつあるだけ。第一自模で發を重ねているもののこの手から大三元は誰が予想できただろうか。
ソウズのホンイツに向かうにしても自分だったら九萬から打っていると思う。
いきなり両面は壊せないよ、普通。
親である内川プロの第1打が3筒であったためマンズの真ん中から切っていったそうだ。かっこいいな。
手なりの役満とは異なりこれは近藤プロだから和了できた大三元ではないだろうか。
あと何年麻雀を打ち続ければあの状況の第1打で五萬を選ぶことができるのだろうか。
③多井プロが満貫自模条件で倍満自模した局
新型コロナウイルスの影響で延期されていたMリーグ2019のファイナルステージが先日再開されました。
嬉しいですね。
初日、各チームがエース級を登板させる初戦、ABEMASは多井プロが先発。
オーラス時に5,000点持ちのラス目。
トップの小林プロの持ち点は66,700点なのでトップを目指すのは非現実的。
満貫自模で2着の場面で多井プロは、タンヤオ、一盃口、ドラ、ドラ、赤で聴牌。
自模れば2着になれるがダマのままではどこからロン和了しても2着にはなれない。
多井プロの選択は立直。
そして一発自模。しかも赤。
満貫自模条件で倍満自模。
かっこいいねぇ。
多井プロはここぞという大事な場面ではいつも自模っている印象がある。
④近藤プロの1索止め
再び近藤プロ。
パイレーツの瑞原プロが自模り四暗刻を聴牌した瞬間に近藤プロが瑞原プロの当たり牌である1索を持ってくる。
オーラスでの12,000放銃は痛すぎるよフェニックス......
いや、止めてるーーーーーー!???
マジで意味わかんねぇ。
絶対に切るだろこんな1索。
1索生牌(ションパイ)とはいえ、3索場に4枚出てますよ?!
八萬ポンされたとはいえ、まず1索切りません?!
あの九萬手出しでなにがわかるんだよ。
近藤プロは瑞原プロの手配が透けて見えてんのか??
麻雀界のペガサスなのか?
貴族なような声で心の中で(瑞原ガール、私は放銃しませんよ)とでも言ってんのかな。
かっこよすぎるぜ。
つづく