R-1決勝いきました!
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2020年2月18日
芸人史上初のM-1 キングオブコント R-1トリプルファイナリスト達成です!
お笑い王の誕生です pic.twitter.com/jTx1y76eEw
マヂカルラブリーの野田クリスタルが芸人史上初のM-1、キングオブコント、R-1、3つの賞レースでファイナリストになった。
先日コロナの影響で無観客で行われたR-1の結果は周知の通り。
2017年に初めて念願のM-1決勝に進出したが結果は最下位。
上沼恵美子には「よう決勝に残ったな」と酷評される始末。
(その一連の下りが話題になりイジられることもあったからそれはそれでうれしい)
翌2018年には初のキングオブコント決勝進出。
しかし結果は7位。
どうしてだ。
どうしてマヂカルラブリーが賞レース決勝で評価されないんだ。
はじめてマヂカルラブリーのネタを見たのはいつだっただろう。
あれはおそらく高校2年生くらいのときに見たYouTubeにアップされていたマヂカルラブリーの漫才だ。
どんなネタを最初に見たのかはもう覚えていない。
高校からの友人で同じくマヂカルラブリーのことを好きな友人がいるのだが、彼にマヂカルラブリーの存在を教えてもらったのか、僕が彼にマヂカルラブリーの存在を教えたのかさえもう覚えていない。
とにかくそのときからマヂカルラブリーが好きだった。
グッズを買ったり劇場に足を運ぶといった熱狂的なファンではないが、ネタ番組やYouTubeでネタを見ては部屋の隅で一人笑っていた。
そんなマヂカルラブリーが2017年に初のM-1決勝進出を決めた際、決勝進出者発表の場面をスマホ越しに見ていた。
決勝進出者の名前を呼ぶお偉いさんの口から「マヂカルラブリー」と発せられたときは思わず「キタああああああああああ!!」と叫んだほどだ。
しかし結果は前述の通り決勝10組中10位。
M-1、キングオブコント決勝進出により知名度も人気も仕事もそれなりに増えて、正直野田さんがR-1に出なくてもいい、出る必要がないと思っていたけれど、出てくれてよかった。
優勝できてよかった。しかも野田ゲーネタで。
R-1で披露した『もも鉄』『モンスト』以外にもおもしろい野田ゲーが自身のYouTubeチャンネルにアップされているのでみんな見てください。
R-1優勝後にワイドナショーに出演されたときに披露したゲーム。
これを最初YouTubeで見たときは腹を抱えて笑った。
野田クリスタルのセンスが、芸風がこのゲームに如実に表れている。
太鼓の達人の太鼓を双子芸人、ダイタクのダイとタクに変えたゲーム。
ダイとタクがあまりにも似すぎているために本来の太鼓の達人をプレイする上で重要になるリズム感どうこうの話ではない。
どうやったらこんなの思いつくんだよ。
天才か。発明の天才か。令和のエジソンか。
「山添、金子、まなぶくんの3人は回り続ける、まるでお笑い界そのものを現すように回り続ける」
「脳みそ夫は壁を無視してひたすら進んでいく、まるで芸風そのもの」
クリアできそうになったらIKKOさんが確実に最短ルートで殺しにかかってくるのもおもしろいが、野田さんの実況そのものがおもしろい。
「一回集中して完全に避ける」から明らかにすぐ死ぬようになる。フリがしっかりしてるなあ。
「まあむりかー」を言うタイミング、間も完璧。
さすがです。
一定の時間が経過したらやる気なしくんになるというルールと作った組体操の難易度に応じて相手に与えることができるやる気なしくんの数が違うというルールにより普通にゲーム性が高くて笑う。
お笑い王です。